八王子市民会館で1月8日、平成19年成人式が午前、午後の2回に渡って開催され、今年も新成人でにぎわう式典に出席させていただきました。新成人から成る八王子市成人式実行委員会の企画によるアトラクションも見事で、大変素晴らしい式典であったと思います。
今年、新成人となったのは外国人留学生126人を含む8,448人。平成6年(1万2,000人超)をピークに下降線をたどり、12年に1万人を割ってからも毎年減少しているそうです。それでも、新成人が8,000人を超えるわけですから、八王子市はやはり若者の街であることは間違いありません。全国で荒れた成人式のもようが報道されましたが、成人式は一人の責任ある“大人”となる儀式ですし、自らの夢を描き、その実現に向けて着実な一歩を印したと言える、大事な記念日にしていただきたいものです。
ところで、市長はこの日の挨拶の中で、市制施行90周年の昨年、海外友好都市交流、国際チェロコンクールという2つの事業を実施したことに触れ、「昨年は国際都市に向かって輝かしい一歩を踏み出しました。道筋が付いたわけですが、これから、その発展を担いゆくのは皆さんです。ぜひ真の国際都市を目指し、皆さんにも努力をしていただきたい」と訴えました。
国際化の推進は、前回市議選に臨む際、掲げた大きな政策の1つです。成人式という、将来の八王子を背負って立つ若者の門出に、首長が国際化を引き合いに餞(はなむけ)の言葉とする、まさしく我が意を得たりの思いです。海外の方たちと歴史、文化、思想などの面で異なりのある事を認め、その違いを尊重した上で、友好の輪をどんどん広げていくことにより、平和な世界を、平和な時代を必ず実現できると確信しています。その意味で、私も八王子市が真の国際都市へと発展していくため、もっともっと政策提言をしていく所存です。
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